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『涙目お嬢様×3』 中編

2009年03月20日 17:25

つづき。
現在楽識さんの妄想劇場はまだまだ続きますよー。

前編のあらすじ
・きれいな3姉妹(双子+妹)がいました。
・姉・ミーナとリーナの喧嘩を憂う妹・シャルのもとに『愚者』登場!
・シャルのかけた『願い』によって、姉たちの身体に変化が…?

ちゃんと読みたい人や、
変身前のイラストをチェックしときたい人はまず→前編からどうぞ。

   ×   ×   ×

さらに1週間がたち、リーナとミーナの容姿はかなり変化しました。
ミーナの胸はそれはもう巨大で、
本人すら抱えないといけないのでは? と思うほど大きくなり、
リーナのお尻は肉付きがよくなり、
そのシルエットはお尻で分かってしまうほど巨大になりました。

「リーナ?」
「ちょ、ちょっとまって、お尻が……」

あまりにも大きくなりすぎたお尻が扉に引っかかり
通ることなかなかできずに悪戦苦闘している。

「もう……」
「そう言うミーナこそ、
さっきその胸のせいで足元見えなくて転んだくせに」
「だって、計ったら150センチよ? それじゃあ、足元見えないわよ」

二人はお互いの体の異常なほどの一部分の肥大化に
あきれつつ、この先の日常生活に不安を抱く。

「???」

それから数日たち、ミーナは着替えている最中に
ふとおかしなところに気がついた。
相変らず大きい自分の胸、特注で作らせたドレスに
サイズとしては、収まっている。でも、きつい。

「……大きさは変わってないわね……」

測定させてもサイズは変わっていないのに、
丁度乳房と胸の付け目、下のほうが窮屈なのだ。

「ねぇ、ミーナ……」

着替え終わったのか、ミーナの部屋にリーナが入ってきた。

「……あ、あたし、太った?」

その質問にミーナは素直に首を縦に振るか迷った。
確かにここ数日でリーナは太り始めた。 
コルセットはもう壊れる寸前で、下半身など正直見るに耐えない。
モトモト大きくなっていたお尻にあわせるかのように
体が太くなっている、そんな感じに思えてくる。

「……こ、ここ数日、か、体がおかしいわ……」
「そ、そうよ、私のお尻もそうだし、ミーナの胸も……」

自分達の異常さに震える二人。

「お姉さま、どうなさいました?」

入り口にちょこんとシャルが顔を覗かせ、二人を見る。

「しゃ、シャル……」
「わ、私達、お、おかしいのよ……」

二人は必死に妹に
自分の体が変わって行っていることを説明するが、

「何言ってらっしゃるんですか? 
お姉さまたちは何も変わってませんよ?」

その一言が、二人には聞き間違いとしか思えなかった。

「え?」
「何言ってるの?」
その言葉に首をかしげるシャル。

『はは、言ってあげなよ、シャル君のお姉さん達に』

突然、部屋の中が暗闇に包まれ、巨大な鏡と、
3人以外の全てのものが消え去り、そこに『愚者』が現われた。

「あ、アナタ……何もの? だ、だれかぁぁぁぁ」
「シャル、離れなさい!!」

二人は突然現われた怪しげな存在に、
人を呼び、妹を自分らの下へと引き寄せようとするが……

「イヤです。
そんな大きすぎる……大きすぎる胸をぶら下げた牛と、
ブクブクと……そうブクブクと太りすぎた
豚の側なんかには臭くてよりたくないです」

その言葉に、二人はショックを隠しきれなかった。

「そんな馬鹿でかい胸を
お腹に持ったウシがドレスなんて着て……」

その言葉に合わせるように、ミーナの胸が動き出す。
下へ、下へと……
まるで胸だけ別の生き物のように体を滑り降りていく。

「醜い豚のような鼻して……
せっかくのドレスが鼻水で汚れてますよ?」

メキメキと、リーナの鼻が膨らみ……そして押しつぶされ、
巨大で、前にせりでた豚鼻の
ソレこそ大きな穴から鼻水が止まらない。

「い、いや~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~」
「フゴ、な、ナンなの!! この鼻!!!!」

必死に自分の胸を持ち上げるミーナ、
鏡の前で自分の鼻を押さえ、
荒い鼻息と共に悲鳴を上げるリーナ 。

「もうパンパンに腫れて……
絞って欲しいんですか? お姉さま?」

ドレダケ足掻いても移動がとまらないミーナの巨大な胸、
その先端が伸び、そして硬くなっている。

「う、も、ご、い、いや……」

 完全なウシの胸となり、下腹部に存在する自分の胸、
しかも、馬鹿見たく大きいため、
立っていることも困難で、しりもちをついてしまう。
そのせいで、自分の両足でその異常なほど巨大な胸を
はさむこととなり、その生暖かい感触を感じ取り、
夢でないことを理解してしまう。

「リーナお姉さまも、そんな窮屈なドレス着て……
もう全身無駄なアブラミの塊なのに無理して……」

嫌な音と共にリーナの体がどんどん肥えていく。
顔も、胸も、お腹も、腕も脚も……どんどん体が肥えていくのを
鏡を通して自分で見てしまったリーナは半狂乱になっている。

「いや、ふご、いやぁぁぁぁ、こんなの、フゴ、ゆめよ、夢に……」
「何言ってるのですか?
お姉さま達は……醜い、醜い獣、家畜なんですよ?」

二人の両手の指が癒着し、黒ずみ、
それぞれごつごつとした獣の蹄へと変わり果て、
お尻からは尻尾がドレスを突き破り、生えてきた。

ミーナの顔が縦に伸び、舌が口の中で大きさを増していく。

「ひが、う、やれて……」  
「ふふ、醜い醜い豚と牛ね」

鏡の前で泣き叫ぶ姉達を見て、
シャルは10歳とは思えない邪悪な笑みを浮かべている。

『……確かに願いはかなえてあげたぞ』

『愚者』は、シャルに言い放つ。
「ええ、どうも感謝してます」

シャルの願い。
それは邪魔な姉達を醜くして欲しいという願いだった。

「いつもいつもお姉さまたちばかりちやほやされて、
私は見向きもされなかった……」

シャルがいつも抱えていた黒い憎悪、妬み、嫉妬。

「お姉さまたちさえ居なくなれば、
この家はワタシが継ぐことになり、
全ての人はワタシにひれ伏す……」
 
だって、ミーナお姉さま、牛ですもの
だって、リーナお姉さま、豚ですもの

『10歳でここまでなんてすごいなぁ』

感嘆の声を漏らしつつ、『愚者』は鏡の前に居る2匹の獣を見た。

泣き叫ぶ……いや、鳴き叫ぶというのだろうか、
牛というにはあまりにも巨大で、異常なほどの胸を
4本の足で立ちながらも地面に押し付けてしまっている牛と、
豚というにはあまりにも肥えていて、もう4本の足で立とうにも
体中の脂肪分、特にお腹と胸の肉のせいで
蹄の先端しか届いていない豚。
二匹とも、破けたドレスを着て、涙を流しながら……
よだれと鼻水を流しながら自分の姿を見て、泣き声をあげている。

『……さて、仕上げとするかな』

指をはじき、『愚者』は二人の獣の衣服を直した。
モトモト二人が着ていたドレスのデザインのまま、
ミーナはお腹に移動した胸にあわせて服の胸元の位置を調整し、
激しく、強烈に太ったリーナは
その体にぴっちりと多少食い込むぐらいのサイズに変えた。

   mina  lina

「仕上げ……ですか?」

シャルは『愚者』の言っていることの意味が分かりませんでした。
もうこちらの願いはかない、姉達はヒトとしても、
獣としてもあまりにも異常な姿へと変わっている。

『ああ、最後は……』

連続で弾かれる愚者の指。

『……君だ』


   ×   ×   ×

後編に続く


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コメント

  1. 現在楽識 | URL | -

    Re: 『涙目お嬢様×3』 中編

    おお、まさかの前中後の3分けですか、そ、ソンナニ量多かったかな……

    とりあえず、ブタと牛wグレイトです、さすがgreenbakさんw

    コルセット越しのブタの乳首がいいですw
    そして、自分で牛に関しては表現がたりないことにOTL

    角とか顔の変化とか、骨格の変化とかモット詳しく書かないとだめだなぁと改めて実感。

    やっぱりまだまだ未熟だ……

  2. カギヤッコ | URL | /k8K4ErU

    Re: 『涙目お嬢様×3』 中編

     姉妹ゲンカの行く末が牛&ブタ化…後は末娘がと思いきや妹もハラグロとは。
     姉妹ゲンカがハラグロ誘発なら悲劇ですけど、もとからならこれからの展開はまさに自業自得。
     その末路…どうなりますか。

  3. 親月兎 | URL | mtMRJk0Y

    Re: 『涙目お嬢様×3』 中編

    さあ、姉達が、牛と豚になって、妹がどうなるかがかなり気になります。
    後編早く載らないかな。

  4. greenback | URL | xB9R6Xc2

    Re: 『涙目お嬢様×3』 中編

    コメントありがとうございます。

    >現在楽識さん
    ボリュームはあってもさくさく読めるので、
    量的には問題無いと思うんですが……
    すいません、イラストの都合です。

    どこまで詳しく書くかっていうのは人それぞれですね。
    上手な省略は立派な表現ですし、
    私もいつもどうしたものか悩むところです。

    >カギヤッコさん
    楽識さんの妄想特急はまだまだ加速を弱めませんよーw
    私のイラストも見てほしいけど、かえって
    お話の邪魔になってる気もしないでもなかったり……
    ともあれ、次回もお楽しみに。

    >新月兎さん
    まさかのニアミスw
    後編は……うーん、週末に色塗っちゃいたかったんですが、
    ちょっとバタバタしててムリでした。
    申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。

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